フロント回り
フロントフォークのオイルシール交換、ボトムケース磨き、ステムベアリングの確認、のためホールを外す。 フェンダーを外す前にボトムケース底の六角ボルトを緩めておく。 自宅にはバイスがないのでフロントフォークを抜いちゃうと押さえられないのでフェンダーはそれをカバーしてくれます。 そのあとフェンダーを外します。 メーターステーもサビ錆 なのでばらして磨いてシャーシブラックで塗装、防錆効果のある缶スプレーを購入しメーターステー、フレームの剥げている部分にシュッと吹きかけておきます。 ヘッドライトステーもサビているのでこれは交換するのでヘッドライトを外します。
ステリングトップのナットを外しますが緩めいくとステムが下に下がり下側のスチールボールが落ちるのでここは気を付けたい。 1個でもなくすと大変です。 外した後はスチールボールの形状や数を確認し洗浄、ベアリングレースも洗浄し割れ凹みがないか確認。 旧車の保管車は置いておくだけでレースに凹みが生じたりするので要確認です。 新しいグリスを塗り組み直します。 ステリングナットは締めすぎると動きが硬くなり緩いとガクガクするので規定トルクで締める。
緩めておいたフロントフォークボトムケース底のボルトを外すとオイルが・・・出てこない? オイルシールを止めているクリップを外しコンコンとインナーチューブを突き上げるとオイルシールが抜けインナーチューブが抜ける。 ドロッとした黒いオイルが出てきたが量がかなり少ない。 でボトムケース、インターチューブの洗浄。 ボトムケースは塗装の中でかなり錆びているのでこれをワイヤーホイール→ペーパー#120→#320→#600と磨いていきます。 しっかり乾かした後ウレタン塗装(最近は缶スプレーがあるんですね)👍 2液性になっていてピンを押し込みよく降ると中の溶剤が混ざり合って使えるのですが使い切りです。一度混ざると保存は出来ませんが手軽にウレタン塗装ができるのがうれしいです。
こんなにきれいになりました。